コンタクトレンズの乾燥を予防する方法

寒い冬は特にコンタクトレンズの乾燥が気になる季節です。普段からコンタクトを愛用している方は、暖房がよく効いたオフィスで仕事をしていたり、冷たい風と空気にさらされながら外を歩いていると、レンズが乾燥してゴロゴロするなど目に違和感を覚える方が多いのではないでしょうか。

目の表面が乾燥した状態でレンズを長時間装着していると、酸素と栄養が十分に行き届かず角膜に傷がついてしまったり、白目の充血を引き起こす危険性があります。冬の乾燥から大切な目を守りドライアイを予防するために、とろみのある保湿力が高い目薬を常備し、2〜3時間おきに差すようにしましょう。市販の目薬でも十分に効果がありますが、目薬の成分の中に角膜保護成分やビタミンが配合されているものが良いので、眼科医の診察を受けて処方してもらうことをおすすめします。目薬の他にも、乾燥を防ぎ眼精疲労を取るために目の周りを蒸しタオルで温めて血行を良くすることも良いでしょう。

一度ドライアイになると元の状態に戻ることは難しく、ずっと乾燥に悩まされることになってしまいます。また、角膜に傷がついたまま放置していると視力の低下や眼病を招くことにつながりかねません。自覚症状が出てからでは遅いので、眼科で定期的に診察を受けましょう。